鳥を記す

はじめまして。さいたま市とその周辺で、野鳥を中心とした自然観察を楽しんでいます。おもに鳥についてのブログになると思いますが、鳥の写真はありません。風景と植物だけです。

芝川の鳥を数えています

2015年3月11日 水 晴れ 

 さいたま市の南から北へ、ちょうど鹿の角のような形に伸びている「見沼田んぼ」。東側には加田屋川と見沼代用水東縁、西側には芝川と見沼代用水西縁が流れ、田んぼこそほとんどありませんが、それぞれの川沿いにまだまだ豊かな自然が残されています。 

 東と西の「鹿の角」の真ん中に住んでいるので、芝川へも加田屋川へも徒歩30分ほど。東へ行ったり西へ行ったり、気ままに鳥を見ていましたが、2013年4月から、芝川と加田屋川でそれぞれ毎月1回、決まったコースを歩いて確認できた鳥の種類と数を記録することにしました。

 本日は芝川コース第24回の調査。大和田緑地~芝川第七調節池~芝川に出て左岸を上流へ~石橋~東武野田線~鷲山橋というコースです。9時にスタートして10時20分終了。見聞きした鳥は27種、総個体数200羽。まあまあ、多いほうです。さえずっているシジュウカラが増えました。カルガモコガモムクドリは、ほとんどペアで行動しています。きれいな繁殖羽になったハシビロガモ♂1羽、その傍らに、まだ換羽中のもう1羽(これも♂)が岸の日だまりで休息中。

 今日、いちばんたくさん鳥が集まっていたのは川岸の枯れた芦やオオブタクサの草むらでした。シジュウカラコゲラは盛んにオオブタクサの茎をつついていました。あの中にも虫がいるのでしょうか? 他にもスズメ、カワラヒワホオジロアオジオオジュリンなどが顔を出したり引っこめたり。アトリもまだ、いました。少し前までは30羽ほどいたそうですが、今日確認できたのは7羽。♂はすっかり夏羽で、真黒な頭がテカっていました。岸のネコヤナギも開花。春が進んでいます。

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芝川・鷲山橋付近の風景